画家

平川恒太 / Kota Hirakawa

1987年    埼玉県生まれ
2006年   埼玉県立大宮光陵高等学校美術科 修了
2011年    多摩美術大学 美術学部 絵画学科 油画専攻 卒業
2013年   東京芸術大学 絵画専攻 修士課程修了
2014 〜2015年
State Academy of Fine Arts Stuttgart/Guest Student(Class:Prof. Rolf Bier)

【主な受賞】
2015年 「TERRADA ART AWARD2015」  諏訪敦賞
2013年 「アートアワードトーキョー丸の内2013」三菱地所賞
2013年  「損保ジャパン美術賞展 FACE2013」審査員特別賞
2012年 「ターナーゴールデンコンペティション2012」グランプリ
2011年    福沢一郎賞
2009年 「ターナーゴールデンコンペティション2009」優秀賞
2008年 「VIA ART2008」EFD KURATA賞

【スカラシップ】 2013年 現代芸術振興財団
【パブリックコレクション】 2013年 三菱地所/Trinitite- アッツ島玉砕

運営からのコメント / Comment

平川さんは、「記憶のケイショウ」をテーマに、絵画という長い歴史の中で画家が繰り返し描いてきたラディカルな問いを作家自身の視点で捉え、現代起こっているポリティカルな問題を題材に表現してきました。
代表的なシリーズ「Ambiguous painting(黒の絵画)」は、日本の抽象表現の歴史について考察しながら日本の歴史や絵画史が抱える「曖昧さ」をテーマにする一方、「どこから来たか、どこへ行く」のシリーズは、古くから画家が描いてきた人間の根源的な欲望や生命の神秘への問いを現代の視点から描いています。
今後も「時代に翻弄される匿名の肖像」の表現に新たな境地を開き、更なる成長が期待される作家です。(YY)

平川さんの作品に特徴的な「きつね」は、自然への入口=接点にあたり、自然界と人間界をつなぐシンボルのように思う。そのため、平川さんの絵では、自然に入る<自分>は儀礼として「きつね」をかぶるのではないだろうか。(MK)

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